ワンピースを考察することにおいて、「空白の100年の戦い」は作中で重要な過去の一つであることに間違いないため、外すことのできないテーマです。
べガパンクの配信により、少しずつ判明した部分はあるものの、まだまだ謎が多い戦いとなっています。
そのべガパンクですらわからなかった戦いの「火種」や、ジョイボーイにおける最新情報から紐解いていきたいと思います。
「ワンピース空白の100年の戦い最新考察!ジョイボーイの生まれた巨大な王国が判明!?」と題してお届けしますので、最後までしっかりご覧になってください。
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ワンピース空白の100年の戦い最新考察
空白の100年の戦いは、「ジョイボーイ率いる巨大な王国」VS「20の王国からなる世界連合軍(後の世界政府)」の戦いということはわかっていますが、肝心なのはなぜ戦いが起こったのかというところでしょう。
つまり、べガパンクの配信でも本人が言っていた「戦いの火種」が現状はわかっていない状況です。
さっそくですが、その「戦いの火種」に関して私の考えを述べていきます。
結論は、両者の思想の違い、すなわち共存したい側としたくない側で意見が割れてしまったということだと思います。
ここでいう共存したい側というのは、ジョイボーイ率いる巨大な王国であり、共存したくない側は世界連合軍のことを指します。
どういうことかは、ジョイボーイの生まれた巨大な王国が何なのかを紐解いていくことが重要なため、まずはそちらから解説していきますね。
ジョイボーイの生まれた巨大な王国とは?
ジョイボーイの生まれた巨大な王国は、月からきた民族たちの国だと考えています。
唐突なので、ちょっと順を追って説明していきますね。
ジョイボーイの生まれた巨大な王国とは、人類が500年かけて到達するべき頭脳を持ったべガパンクでもたどり着けなかった、高度な文明を持つ王国です。
まず考えなければならないのは、巨大な王国はなぜここまで高度な文明に発展しているのかについてです。
この点に関しては考えられる結論は2つしかなく、
- 巨大な王国は未来から説
- 巨大な王国は月から説
ということではないでしょうか。
巨大な王国は未来から説
当初、巨大な王国に関しては近未来的なイメージがあり、この「未来から来た説」が有力なのではないかとも思っていました。
ここでいう未来とは、べガパンクが到達できていない科学力からも、最低でも500年以上は先の未来ということになります。
そんな未来から過去に来る理由は、未来でも世界政府がこの世を牛耳っており、その未来を変えるために過去に戻ってきたのではないかと考えていたわけです。
つまり、こちらはいわゆるタイムワープ説になり、ワンピースの漫画の中ではタイムワープ自体は既に起こっている事象ですよね。
おでんの妻でもある天月トキが、ワノ国編で明らかとなった「トキトキの実」により過去から未来へタイムワープしてきた点からもありえそうですが、重要なのは「過去から未来へは行けても、未来から過去にはいけていない。」ということですよね。
トキトキの実が覚醒して過去に戻れるようになったパターンもありそうですが、現状は未来へしか行けないため、この法則は成り立たないと見ています。
また、仮に未来でも世界政府がこの夜を牛耳っているなら、この後に起こる巨大な戦いで世界が海に沈んでるわけであり、そんな未来で文明が高度に発展するというのも、にわかに信じがたいという気持ちもありました。
巨大な王国は月から説
そうなると、やはりこちらの「月から来た説」が有力ではないでしょうか。
ワンピースの作中において「月」というのは、間違いなくどこかで関わってくるものであると考えられます。
代表的なものは、やはり漫画の扉絵シリーズにおける「エネルのスペース大作戦」ですよね。
428話~474話までの38話分の扉絵で連載されたものですが、ここで月の民族が資源不足を理由に、青色の星へ飛ぶというような内容が描かれています。
ワンピースにおいて、扉絵は漫画の内容に繋がることが結構あります。
伏線めいたものが多いのですが、例えばこの「エネルのスペース大作戦」においてVol10で描かれたものは、スペーシー中尉が宇宙海賊に後ろから突き刺されるシーンがなのですが、これはエースがサカヅキにやられるシーンと酷似しており、暗にそうなることを示唆していた可能性が高いです。
話が少しそれましたが、「月の民族が資源不足を理由に、青色の星へ飛ぶ」というのが、そのまま月の民族が地球にやってきたと解釈しています。
そして、資源不足で探しに来たものは、おそらく「海」でしょう。
月の民族は、当初「海」を求めてやってきたんだと思います。
巨大な王国は地球の民族と共存したかった?
ここからは妄想も含まれますが、月の民族は地球に来て、実際に地球の民族と関りを持つことで地球に住もうと思ったのではないでしょうか。
月には資源(海)不足であり、地球にはたくさんの資源(海)があることから、月に帰るよりもこのままここに住もうと思う方が自然かと思います。
そして、実際に最初は地球の民族と共存していたが、その情報がある国(世界連合軍を呼び掛けた国?)に漏れて、その国王がよく思わなかったため、連合軍を結成して追い出そうとしたんだと思うんですよね。
そして実際に戦いとなり、勝利したわけですが、この戦いは歴史上から抹消され空白の100年となったわけです。
では、なぜ歴史から抹消したかったのか、それは世界政府にとって都合の悪いことがあったからなのは間違いないでしょう。
それは、古代兵器ウラヌスを奪い自分たちのものにしたということではないでしょうか。
そして、古代兵器ウラヌスは、ある巨大な王国そのものだと思っています。
巨大な王国は古代兵器ウラヌス説
前述したように、古代兵器ウラヌスは巨大な王国そのものであり、もっといえばこの巨大な王国(=ウラヌス)に乗って、月から地球に来たのだと思います。
巨大な王国は、800年前に突如として消えて、その詳細が明かされいていないわけですが、滅ぼされたと見るのが妥当でしょう。
ただし、そんな高度な文明を持つ巨大な王国を政府は滅ぼしますかね?
普通なら、その高度な文明を利用しようと思うんですよね。
つまり、その巨大な王国自体が古代兵器ウラヌスであり、世界政府(当時は世界連合軍)が奪ったと見ることができるんじゃないでしょうか。
だから、現在ウラヌスは世界政府側にあり、マリージョアまで持ち去ったため、ある巨大な王国は消えたとなっているんだと思います。
ルルシア王国が滅ぼされる際に、サボは上空に巨大な物体を見たと言っています。
これがウラヌスであり、巨大な王国と見ることができますよね。
古代兵器ウラヌスの使い道は?
べガパンクの配信では、ある兵器にマザーフレイムが使われルルシア王国を消滅させて、海面上昇が起きたことが事実としてわかっており、これはほぼウラヌスのことで間違いないでしょう。
そうなると、ウラヌスは破壊兵器として月から持ち込まれたものなのでしょうか。
これは、月の民族が海を求めてやってきたことを考えると違いますよね。
つまり、ウラヌスの本当の使い道は、「海面を上昇させ、資源である海を増やす」ことでしょう。
しかし、世界政府によって奪われ、破壊兵器として使われようとしているのです。
まとめ
「ワンピース空白の100年の戦い最新考察!ジョイボーイの生まれた巨大な王国が判明!?」と題してお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
ワンピースは考察しがいのある作品ですが、空白の100年の戦いに関しては、特にそうですよね。
まだまだ不透明な部分が多いのですが、現時点では上記で紹介したように結論付けました。
ジョイボーイに関しても徐々に明かされてきていますし、巨大な王国の詳細も近いうちに明らかになるでしょう。
また、最新の情報が入り次第追記修正したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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