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キングダム昌平君は裏切り者?読み切り作品「蒙武と楚子」から今後を考察

キングダム
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『キングダム』ファンの間でも「かっこよ過ぎる…」と話題の人気キャラクター・昌平君

離反をした回にその人気は更に高まったようですが…。

離反とは、それまでつき従っていたものからはなれそむくこと、と辞書にもあるように背を向けたり、見限ることを指します。

長年、付き従っていた呂不韋の下を去ることは裏切りになるのでしょうか?

そこで今回は、『キングダム』の昌平君は裏切り者なのか?を調べてまとめてみました!

『キングダム』連載前にヤングジャンプに掲載された読み切り作品「蒙武と楚子」から、物語の今後の展開も考察してみましたので、ぜひ最後までご覧ください。

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キングダム昌平君は裏切り者?

 

それでは早速、『キングダム』に登場する昌平君は裏切り者なのか?について見ていきましょう。

昌平君はズバリ…裏切り者です!

といっても現段階では秦国全体のというわけではなく、“呂不韋に対しては”裏切り者という意味です。

詳しく見ていきましょう。

 

呂不韋を裏切った?

『キングダム』本編にて、昌平君は呂不韋を裏切っています。

長年、お世話になった呂不韋の元から悪びれる様子もなく離れていくのです。

「毐国反乱編」のそれぞれ以下の場面で、描かれています。

単行本 39巻 420話
アニメ 第4期 19話

昌平君には元々、中華を統一するという夢がありました。

それは秦王・政と同じ夢でした。

自分と同じ夢を持つ政の下につく方が、夢を叶えるにあたって近道だと思ったのでしょう。

昌平君は、これまでのことを呂不韋に感謝はしているものの、自身との考え方にズレが生じていると感じていました。

このままでは自分の目指すものとは違う未来になってしまうと…。

一方、国のために自ら出陣する政の姿に、本気で中華統一を目指しているのだと心を打たれていました。

この人なら…と政が成人する(加冠の儀を執り行う)タイミングで「余計な問答は必要ない。察しの通りだ。世話になった」とだけ呂不韋に告げて離反していくのでした。

呂不韋が秦国を掌握しようとしていた頃だったので、四柱の中心人物である昌平君を失ったことはとても大きな痛手となったことでしょう。

夢のためとはいえ、お世話になった人に背を向けたことで、昌平君は呂不韋にとっての裏切り者になってしまったのです。

 

昌平君は裏切り者?まとめ

昌平君は、現時点では呂不韋に対しては裏切り者と言えるでしょう。

しかし、呂不韋の「昌平君は本来、人の下につくような人物ではない」という言葉があるようにいずれは昌平君が一番上に立つときが来るのかもしれません…。

歴史上で昌平君は、楚王になって秦国へ反抗するという裏切り行為をしています。

このままいけば、『キングダム』でも新たな裏切りが描かれることになるでしょう。

しかもそれは秦国への裏切りになるので、裏切り者というレッテルは貼られたままになりそうです。

 

キングダム読み切り作品「蒙武と楚子」から今後を考察

ここからは読み切り作品である「蒙武と楚子」から『キングダム』の今後の展開について、考察したものをご紹介したいと思います。

『キングダム』では今後…蒙武と昌平君が対峙して、結果、昌平君が死ぬと予想します。

考察の理由について詳しく紹介する前にまずは、『キングダム』の読み切り作品である「蒙武と楚子」について簡単に見ていきましょう。

 

読み切り作品「蒙武と楚子」

「蒙武と楚子」は『キングダム』の作者である原泰久先生による読み切り作品の1つで、『キングダム』連載前に週刊ヤングジャンプにて掲載されていました。

・書籍「キングダム総集編2 王都の奪還」に収録されている。

・主な登場人物 … 蒙武と楚子(後の昌平君)

『キングダム』本編の大きなネタバレになっている。

「キングダム総集編2 王都奪還」は、『キングダム』単行本2.5冊分と+αを収録した作品です。

+αの部分には、単行本には収録されていない読み切り作品が収録されており、それが「李牧」と今回ご紹介している「蒙武と楚子」の2つとなっています。

また、作者:原泰久先生も公言しているように『キングダム』本編のネタバレとなっているようです。

物語の主人公は、蒙武と楚子(後の昌平君)の2人。

彼らの出会いから成長、そして、その先に待ち受ける運命が描かれています。

つまり、内容が『キングダム』に登場する蒙武と昌平君にスポットを当て、深堀りしたものとなっているのです。

本編では、まだ蒙武と昌平君をメインとした物語には差し掛かっていません。

今後、2人が中心となる展開が描かれると思うので、そのときに併せて読むのがおすすめです。

 

今後のキングダム考察

『キングダム』では今後、蒙武と昌平君が対峙した結果、昌平君が死ぬところが描かれると思います。

そう考える理由について詳しく見ていきましょう。

 

理由① … 史実上で昌平君は王翦と蒙武と戦い、死ぬ。

史実上の楚攻略戦でのこと。

秦が当時の楚王を捕虜としますが、その後すぐに新しい楚王として昌平君が支持されました。

そのまま楚王となった昌平君は、秦を裏切り、反抗したのです。

そこへ王翦と蒙武の追撃があり、昌平君は死んでしまいます。

『キングダム』は史実を基に物語が展開しているので、昌平君の死も同じように描かれると思います。

 

理由② …「蒙武と楚子」は、作者曰く本編のネタバレになっている。

『キングダム』連載前に掲載されていた「蒙武と楚子」は、『キングダム』本編のネタバレとなっているようです。

これは作者である原泰久先生が自ら公言しています。

そして、これが理由③に繋がることも昌平君の死を予想する材料となっています。

 

理由③ … 読み切り作品「蒙武と楚子」で、昌平君が戦死したとの記載がある。

「蒙武と楚子」に以下の記載があります。

【始皇24年、王翦と蒙武の二将が楚を攻めて破った。

昌平君は戦死した。

史記-始皇帝本記-より】

史記の本文とその訳文の2文で、昌平君の死について語られています。

先程の理由②でもご紹介したようにこの読み切り作品は本編のネタバレとなっているようなので、昌平君は王翦と蒙武と戦って死んでしまうと言えるでしょう。

以上のことから昌平君の死は、『キングダム』本編でも避けられないと予想します。

また、658話での蒙武と昌平君の回想シーンに

「生きている者の何かを背負っているとしたらお前は一つだけ覚悟をしておかねばならぬ。

それに裏切られることがあるやも知れぬということを」

といったセリフがあり、裏切りのフラグが立っていることも昌平君の死の材料となっています。

 

今後のキングダム考察まとめ

『キングダム』の今後の展開についての考察まとめです。

これまでご紹介したように、昌平君は蒙武と戦うことになり、最終的には死んでしまうでしょう。

しかし、それは史実や読み切りで淡々と語られたものではなく、とてつもない悲しみに包まれ、読者の胸が締め付けられるものになると予想します。

『キングダム』において、昌平君と蒙武は幼馴染み兼親友です。

同じ境遇にいた2人が切磋琢磨し、互いに秦国を支える重要な人物にまで成り上がりました。

昌平君が楚王として寝返ることで、2人は敵同士に…。

わかっていても避けられぬ運命。

2人の口にする言葉と内心では、真反対の想いが語られるのではないでしょうか?

読み切りや史実同様、最後には死んでしまう昌平君。

それを討ち取るのは他の誰でもない蒙武で、息を引き取る瞬間まで看取るのも蒙武であってほしいです。

2人が交わす最後の言葉があるのか、交わすとすればどんな言葉になるのかも見逃せないところですね。

最後の時間を蒙武と昌平君の2人だけの空間で過ごしてほしいなという私の想いも含んだ予想となっています。

 

まとめ

今回は、『キングダム』の昌平君は裏切り者なのか?について調べてまとめてきました。

読み切り作品「蒙武と楚子」から物語の今後の展開も考察してみましたが、いかがでしたでしょうか?

昌平君は、現段階では呂不韋に対しては裏切り者と言ってもよい存在でした。

本来、人の下につく器ではない昌平君の何かしらの裏切り行為が今後も描かれるのでしょうか…?

そして、蒙武と昌平君について深堀りされている「蒙武と楚子」。

大きなネタバレになってしまうので、気になる方は『キングダム』本編が2人の物語に差し掛かった頃に、併せて読んでみてはいかがでしょうか?

本編をより詳しく、楽しく読むことができますよ!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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